ソフトバンクのサブブランドであるLINEMOの契約を検討している人は多いです。
契約を検討するにあたって、特に気になるのは5Gの利用可否ではないでしょうか。
5Gは徐々に普及してきているため、もし使えるのであれば利用環境を整えておくことに越したことはありません。
結論として、LINEMOでは追加料金なしで5Gが利用可能です。
ただし、対応エリアで対応端末を利用することが条件となります。
この記事ではLINEMOの5G利用について、注意点や対応端末を紹介しています。
ぜひ最後までお読みいただき、契約時の失敗を防いでください。
LINEMOの5Gは追加料金なしで利用可能!
LINEMOは追加費用をかけずに5Gの利用が可能です。
まずはLINEMOの基本情報を他社と比較してみましょう。
キャリア名 | 基本料金 | データ使用量 | カウントフリーオプション | 低速モード切替 | 5G対応 | 低速・制限速度 | 通話かけ放題 | テザリング |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
LINEMO | 990円 or 2,728円 | 3GB or 20GB | LINEカウントフリー | なし | あり | 3GB:最大300kbps 20GB:最大1Mbps |
5分間通話:550円 24時間かけ放題:1,650円 |
無料 |
楽天モバイル | 0円~ | 無制限 | なし | なし | あり | 1Mbps | なし (Rakuten Link利用で無料) |
無料 |
Y!mobile | シンプルS:2,178円 シンプルM:3,278円 シンプルL:4,158円 |
シンプルS:3GB シンプルM:15GB シンプルL:25GB |
なし | なし | あり | シンプルS:最大300kbps シンプルM:最大1Mbps シンプルL:最大1Mbps |
10分かけ放題:770円 かけ放題:1,870円 |
無料 |
UQモバイル | くりこしプランS+5G:1,628円 くりこしプラン+5G:2,728円 くりこしプランL+5G:3,828円 |
くりこしプランS+5G:3GB くりこしプラン+5G:15GB くりこしプランL+5G:25GB |
なし | あり | あり | くりこしプランS+5G:最大300kbps くりこしプランM+5G:最大1Mbps くりこしプランL+5G:最大1Mbps |
10分かけ放題:770円 かけ放題:1,870円 |
無料 |
mineo | 1,298円~2,178円 | 1GB・5GB・10GB・20GB | あり | あり | あり ※利用時は+220円 |
最大200kbps | 10分かけ放題:935円 | 無料 |
BIGLOBEモバイル | 1.075円~8,195円 | 1GB・3GB・6GB・12GB・20GB・30GB | あり | なし | なし | 最大200kbps | 3分かけ放題:660円 10分かけ放題:913円 |
無料 |
IIJmio | 858円~2,068円 | 2GB・4GB・8GB・15GB・20GB | なし | あり | あり | 最大300kbps | 5分かけ放題:500円 10分かけ放題:700円 かけ放題:1,400円 |
無料 |
y.u mobile | 1,078円~4,170円 | 5GB・10GB・20GB | なし | なし | なし | 最大128kbps | 10分かけ放題:858円 かけ放題:2,970円 |
無料 |
HISモバイル | 格安 ステッププラン:590~1,790円 格安弐拾プラン:2,178円 |
格安ステッププラン:1~10GB 格安弐拾プラン:20GB |
なし | なし | あり | 最大200kbps | かけ放題:2,728円~ (契約GB数によって変動) |
無料 |
nuro mobile | 330円~2,699円 | 0.2GB・3GB・5GB・10GB・20GB (0.2GBはデータ通信のみ、 20GBは通話付きのみ) |
あり | なし | あり | 最大200kbps | 10分かけ放題:880円 | 無料 |
LIBMO | 1,078円~2,728円 | 1GB・5GB・20GB・30GB | なし | あり | あり | 最大200kbps | 10分かけ放題:935円 | 無料 |
イオンモバイル | 803円~6,358円 | 0.5GB~50GB | なし | あり | なし | 最大200kbps | 5分かけ放題:550円 10分かけ放題:935円 かけ放題:1,650円 |
無料 |
OCNモバイルONE | 550円~1,760円 | 0.5GB~10GB | あり | あり | なし | 最大200kbps | 10分かけ放題:935円 かけ放題:1,430円 |
無料 |
LinksMate | 517円~49,852円 | 0.1GB~1TB | あり | あり | あり | 最大200kbps | 10分かけ放題:935円 | 無料 |
J:COM MOBILE | 1,078円~2,728円 | 1GB・5GB・10GB・20GB | あり | なし | あり | 最大200kbps | 5分かけ放題:550円 60分かけ放題:1,650円 |
無料 |
QTモバイル | 1,100円~3,300円 | 2GB・3GB・6GB・10GB・20GB・30GB | なし | なし | なし | 最大200kbps | 10分かけ放題:935円 かけ放題:2,970円 |
無料 |
DTI SIM | 1,320円~3,080円 | 1GB・3GB・5GB・10GB | あり | なし | なし | 最大200kbps | 10分かけ放題:902円 | 無料 |
エキサイト モバイル |
Fitプラン:495円~3,245円 Flatプラン:660円~11,198円 |
Fitプラン:0~25GB Flatプラン:3GB・12GB・20GB・25GB・ 30GB・40GB・50GB |
なし | あり | なし | 最大200kbps | 3分かけ放題:759円 | 無料 |
※価格はすべて税込、一部を除いて音声つきプランの金額
各社とサービス内容を比較してきましたが、LINEMO最大の特徴はLINEがギガフリーとなっている点です。
LINEを使用していないユーザーはかなり少なくなってきており、実際にLINEが原因で速度制限になってしまうこともあります。
LINEMOであればLINEのトークや通話でデータを消費しないため、データ通信の節約が可能です。
プランは大容量のものと小容量のものが用意されており、利用スタイルにあわせて契約プランが選べるのも嬉しいポイントといえるでしょう。
5Gが利用できるエリアは順次拡大中
出典:LINEMO公式サイト
LINEMOの5Gが利用できるエリアについて理解しておきたいポイントは、以下の2つがあげられます。
- 利用機種や通信方式、エリアによって周波数が異なる
- 主に都市部が多く順次拡大中
2つのポイントについて、内容を詳しくみていきましょう。
利用機種や通信方式、エリアによって周波数が異なる
LINEMOの5Gは5つの周波数を提供しています。
提供している周波数は以下の5つです。
- 28GHz
- 3.7GHz
- 700MHz
- 1.7GHz
- 3.4GHz
周波数は利用エリアのほか、利用機種や通信方式によっても大きく異なります。
エリア確認の際は5Gが提供されていることを大前提にして、提供されている周波数と利用機種が対応している周波数を必ず確認しましょう。
主に都市部が多く順次拡大中
LINEMOの対応エリアは主に都市部がメインとなっています。
しかし、エリアは順次拡大してきており、地方や郊外でも利用できる地域が増えてきています。
以前は東京や大阪、名古屋といった都市部でしか5Gの利用はできませんでした。
2022年1月時点では各都道府県の県庁所在地周辺や主要都市付近でも5Gエリアが広まってきています。
今後も順次拡大していく見込みがあるため、エリアの面で不安を抱く必要はないでしょう。
キャリアによって対応している端末が違う
LINEMOの5Gに対応している端末に関して、キャリア別で紹介していきます。
利用を考えている端末が対応機種に含まれているかは必ず確認しておきましょう。
docomo
Apple
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone13
- iPhone13 mini
FUJITSU
- arrows 5G
- arrows NX9
LG
- LG V60 ThinQ 5G
- VELVET
Samsung
- Galaxy A51 5G
- Galaxy A52 5G
- Galaxy Note20 Ultra 5G
- Galaxy S20 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21 Ultra 5G
- Galaxy Z Flip3 5G
- Galaxy Z Fold3 5G
SHARP
- AQUOS R5G
- AQUOS R6
- AQUOS sense5G
- AQUOS sense6
SONY
- Xperia 1 II
- Xperia 1 III
- Xperia 10 III
- Xperia 5 II
- Xperia5 Ⅲ
au
Apple
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone13
- iPhone13 mini
- Google Pixel 5
Kyocera
- TORQUE 5G
OPPO
- OPPO A54 5G
- OPPO Find X2 Pro
- OPPO Find X3 Pro
Samsung
- Galaxy A32 5G
- Galaxy A51 5G
- Galaxy Note20 Ultra 5G
- Galaxy S20 5G
- Galaxy S20+ 5G
- Galaxy S21 5G
- Galaxy S21+ 5G
- Galaxy Z Flip 5G
- Galaxy Z Flip3 5G
- Galaxy Z Fold2 5G
- Galaxy Z Fold3 5G
SHARP
- AQUOS R5G
- AQUOS sense5G
- AQUOS sense6
- AQUOS zero5G basic DX
- AQUOS zero6
SONY
- Xperia 1 II
- Xperia 1 III
- Xperia 10 III
- Xperia 5 II
- Xperia5 Ⅲ
Xiaomi
- Redmi Note 10 JE
ZTE
- a1
ソフトバンク
Apple
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone13
- iPhone13 mini
BALMUDA
- BALMUDA Phone
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 5
- Google Pixel 5a (5G)
- Google Pixel 6
- Google Pixel 6 Pro
LG
- LG V60 ThinQ 5G
MOTOROLA
- razr 5G
SHARP
- AQUOS R5G
- AQUOS R6
- AQUOS sense5G
- AQUOS zero5G basic
- AQUOS zero6
- Leitz Phone 1
SONY
- Xperia 1 III
- Xperia 5 II
- Xperia5 Ⅲ
Xiaomi
- Redmi Note 9T
ZTE
- Axon 10 Pro 5G
- Libero 5G II
SIMフリー
Apple
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 12 Pro
- iPhone 12 Pro Max
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro Max
- iPhone13
- iPhone13 mini
ASUS
- ROG Phone 3
- ROG Phone 5
- ROG Phone 5 Ultimate
- ROG Phone 5s
- ROG Phone 5s Pro
- Smartphone for Snapdragon Insiders
- ZenFone 7
- ZenFone 7 Pro
- Zenfone 8
- Zenfone 8 Flip
BALMUDA
- BALMUDA Phone
- Google Pixel 6
- Google Pixel 6 Pro
- Google Pixel 4a (5G)
- Google Pixel 5
HUAWEI
- Mate P30 Pro 5G
- P40 lite 5G
- P40 Pro
OPPO
- OPPO A54 5G
- OPPO A55s 5G
- OPPO Find X3 Pro
- OPPO Reno5 A
SHARP
- AQUOS R6
- AQUOS sense6
SONY
- Xperia 1 III
- Xperia 10 III Lite
- Xperia PRO-I
Xiaomi
- Xiaomi 11T
- Xiaomi 11T Pro
ZTE
- Rakuten BIG
LINEMOにおすすめの5G対応端末3選
LINEMOを利用するにあたって、おすすめの5G対応端末は以下の3つです。
- iPhone13シリーズ
- Google Pixel 6
- OPPO Reno 5A
おすすめ端末の特徴やスペックについて、詳しくみていきましょう。
iPhone13シリーズ
出典:Apple公式サイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 71.5mm×146.7mm×7.65mm |
---|---|
CPU | A15チップ |
RAM | 4GB |
ROM | 128GB、256GB、512GB |
インカメラ | 1,200万画素 |
アウトカメラ | 1,200万画素 |
ディスプレイサイズ | 6.1インチ |
重量 | 173g |
SIMタイプ | nano SIM |
5G対応 | 対応 |
価格 | 128GB/98,800円 256GB/110,800円 512GB/134,800円 |
※価格はすべて税込、上記表はiPhone 13のスペックを記載
iPhone 13シリーズは、2021年9月より発売されているiPhoneシリーズの最新作です。
全4種類発売されており、上位モデルの13 Proと通常モデルの13が発売されています。
いずれのモデルも5Gに対応しており、利用するうえで困ることはありません。
iPhoneシリーズ自体は初心者でも使いやすいモデルとなっているため、LINEMOの5G端末で何を使えばいいか悩んでいるのであればiPhone 13シリーズを選んでおけば問題ないでしょう。
Google Pixel 6
出典:Google Pixel 6公式サイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 74.8mm×158.6mm×8.9mm |
---|---|
CPU | Google Tensor |
RAM | 8GB |
ROM | 128GB、256GB |
インカメラ | 800万画素 |
アウトカメラ | 5,000万画素(広角) +1,200万画素(超広角) |
ディスプレイサイズ | 6.4インチ |
重量 | 207g |
SIMタイプ | nano SIM |
5G対応 | 対応 |
価格 | 128GB/74,800円 256GB/85,800円 |
※価格はすべて税込
Google Pixel 6は、Googleより発売されているAndroidスマートフォンです。
Google Pixelシリーズの最新作となっており、Androidを希望するユーザーには最適の機種といえるでしょう。
最大の特徴はCPUに「Google Tensor」を搭載していることで、本CPUはGoogle Pixelシリーズでも初めて搭載されたチップです。
AIの処理能力が格段に向上することに加えて、処理の能力や動作の快適さに不満を抱くことのないスマートフォンに仕上がっています。
OPPO Reno 5A
出典:OPPO公式サイト
サイズ(幅×高さ×厚さ) | 74.6mm×162.0mm×8.2mm |
---|---|
CPU | Qualcomm Snapdragon 765G |
RAM | 6GB |
ROM | 128GB |
インカメラ | 1,600万画素 |
アウトカメラ | 6,400万画素(メイン)+800万画素(超広角) +200万画素(モノクロ)+200万画素(マクロ) |
ディスプレイサイズ | 6.5インチ |
重量 | 182g |
SIMタイプ | nano SIM |
5G対応 | 対応 |
価格 | 43,800円 |
※価格はすべて税込
OPPO Reno 5Aは、端末価格を抑えつつも性能のいいスマートフォンを探している人におすすめの一台です。
43,800円と手を出しやすい価格に設定されていながらも全体的な性能が非常に高く、スペック自体はハイスペックモデル寄りとなっています。
特にカメラの画素数が非常に高く、4つのレンズを搭載していることもありさまざまなシーンの写真に対応できるのも大きな特徴です。
写真にこだわる人はもちろん、バランスの取れたスマートフォンを探しているのであればOPPO Reno 5Aは十分選択肢に入ってくるでしょう。
5Gの利用・設定方法
LINEMOで5Gを設定する場合は、以下3つの手順を踏む必要があります。
- 対応端末であるか確認
- LINEMOへ契約する
- 対応エリアでスマホを利用する
各設定方法について、内容を確認していきましょう。
対応端末であるか確認
LINEMOで5Gを利用するためには、公式ホームページに記載されている対応端末を利用しなければなりません。
契約する前には、必ず対応端末であるかを確認しましょう。
なお、同じ端末であったとしてもキャリアによって対応可否が変わってきます。
確認するときはどこのキャリアから販売されたものかも忘れずにチェックしてください。
LINEMOへ契約する
対応端末が用意できたら、LINEMOへ申し込みをして契約します。
申し込みはWebからの手続きとなり、プランや通話オプションなどを画面に沿って入力していけば問題ありません。
なお乗り換えで契約する場合には、元のキャリアから「MNP予約番号」を発行する必要があります。
「MNP予約番号」の有効期限は15日ですが、最低でも10日以上の残日数がなければ手続きができません。
対応エリアでスマホを利用する
契約が完了してスマートフォンの初期設定が終わったら、対応エリアでスマホを利用します。
5Gの対応エリアは公式ホームページで確認できますので、利用時は念のためチェックしておきましょう。
また、エリアに入っていたとしても利用環境によっては5G通信が利用できない可能性があります。
時間帯や場所を変えれば利用できる可能性がありますので、ぜひ試してみてください。
LINEMOの5Gに関するQ&A
LINEMOの5Gについて調査していく中で、以下の3つの質問が多く見られました。
- エリア内なのに5G圏外になった時の対処法は?
- ahamo、povoと比べるとエリアが広いのは?
- 4Gへの切り替えもできる?
エリア内なのに5G圏外になった時の対処法は?
エリア内なのに5G圏外になってしまう原因はいくつか考えられます。
- 気づかずに5Gエリアから外れてしまった
- 端末がエリアの周波数に対応していない
- 混雑の影響でうまく5Gが拾えていない
基本的にはエリアの問題であることが多いため、場所や時間帯を変えれば解決するケースがほとんどです。
エリアの周波数も確認しながら、利用場所を調整してみてください。
ahamo、povoと比べるとエリアが広いのは?
LINEMOはahamoやpovoに比べて、5Gエリアが比較的広く提供されています。
5Gエリアが広い理由としては、利用回線がソフトバンク回線であるためです。
ahamoの利用回線はドコモ、povoの利用回線はauとなっており、2社に比べてソフトバンク回線は5Gエリアが広く設定されています。
LINEMOではソフトバンクのエリアがそのまま提供エリアとなっているため、2社に比べて5Gの提供エリアが広くなっていることを覚えておきましょう、
4Gへの切り替えもできる?
LINEMOでは4G回線や5G回線に対応していますが、任意での切り替えはできません。
基本的にはその時に利用できる回線を自動で認識し、アンテナマークの部分に表示されます。
とはいえ、5Gが使える場所で4Gを使うメリットもないですし、切替ができないことをそこまで気にする必要はないでしょう。
【まとめ】対応エリアと端末を揃えれば利用可能!
今回はLINEMOでの5G利用について、利用時の注意点や対応端末、おすすめの端末を紹介してきました。
結論として、LINEMOで5Gを利用するには対応エリアで対応端末を利用する必要があります。
逆にいえば、条件さえそろえば誰でも5Gの利用が可能です。
利用条件は特別難しいわけではないため、5Gの利用を検討しているのであれば必ずエリアと対応端末を確認しましょう。
この記事で紹介してきた内容をもとに、ぜひLINEMOでの契約を検討してみてくださいね。