ソフトバンクの料金プランLINEMO(ラインモ)。
LINE利用時のギガが減らない「LINEギガフリー」が魅力という事で、auやドコモからの乗り換えを検討している方も多いのではないでしょうか?
ソフトバンクからの乗り換えであれば同じ会社なのでそこまで不安は無くても、違う会社のauとドコモからの乗り換えだと、ちゃんと移行できるか?と不安なかたも多いのではないでしょうか?
そこで今回はauとドコモからLINEMOへの乗り換え方法や注意点を解説させていただきます!
auやドコモからLINEMOに乗り換えるメリット
auやドコモからLINEMOに乗り換えるメリットには、どのようなものがあるかご存じでしょうか。
なんとなく「LINEMOって良さそうだな」と感じているだけの方も多いかと思います。
そこでまずはau・ドコモからLINEMOに乗り換える3つのメリットから紹介しましょう。
メリット①月額料金が安くなる
auやドコモからLINEMOに乗り換える最大のメリットは、月額料金が安くなる点でしょう。
実際にどのくらい安いのかを分かりやすくするために、月額料金の比較表を作成しました。
データ容量ごとに最も安い料金プランを採用した場合、月額料金は以下のようになります。
LINEMO | au | ドコモ | |
~1GB | 990円(ミニプラン) | 3,465円(ピタットプラン 5G) | 3,150円(5Gギガライト) |
~3GB | 5,115円(ピタットプラン 5G) | 4,565円(5Gギガライト) | |
~4GB | 2,728円(スマホプラン) | 5,665円(5Gギガライト) | |
~5GB | 6,765円(ピタットプラン 5G) | ||
~7GB | 6,765円(5Gギガライト) | ||
~20GB | 7,238円(使い放題MAX 5G) | 7,315円(5Gギガホ プレミア) | |
20GB~ | – |
※すべて税込み、()内はプラン名
表を見るとわかる通り、20GBまでであれば全てでLINEMOが最も安くなります。
残念ながらデータ容量使い放題プランはありませんが、毎月のデータ容量が20GB以内の方であれば、LINEMOに乗り換えるメリットはあると言えるでしょう。
メリット②LINEアプリでデータ容量を消費しなくなる
LINEMOではLINEアプリでのトークや通話機能で、データ容量を消費しなくなる「LINEギガフリー」サービスを提供しています。
そのため友人や家族とLINEでよく音声通話やビデオ通話などをする方は、データ容量を気にせず通話を楽しむことが出来ます。
「LINEギガフリー」でデータ容量を消費しなくなる代表的なサービスは、以下の通りです。
- 音声通話
- ビデオ通話
- 各タブトップの表示
- Face Play
- トーク(テキスト、音声メッセージ、スタンプ、画像や動画の送受信、その他ファイルの送受信)
- トーク内でのみんなで見る機能での画面シェア(YouTube閲覧は対象外)
- トークの設定・アルバム・ノートなどの表示、編集
- LINE VOOM
- ディスカバー
- 設定
- 友だち追加画面の表示、各項目の操作、友だちの追加
- プロフィール
一方でデータ容量を消費してしまうサービスもあります。
- トークでの位置情報の共有
- OpenChat
- スタンプショップ・着せかえショップ
- LINEマンガ、LINEゲーム、LINE MUSICなどのLINEファミリーサービス
これらのサービスではデータ容量を消費してしまうので、利用する際は注意してください。
メリット③安定した高速通信が可能
大手キャリアから格安SIMに乗り換えると、通信速度が遅くなってしまったという話がよく聞きますよね。
そのためauやドコモを利用している方の中には、乗り換えをためらっている方もいるでしょう。
しかしLINEMOはソフトバンクが提供しているサービスなので、通信速度は安定して速く、回線品質も非常に高いです。
通信エリアも広いため、auやドコモから乗り換える方でも、ストレスなく利用することが出来ます。
メリット④LINEMOに乗り換えてもキャリア決済は利用可能!
LINEMOでは、他の格安SIMとは違って「ソフトバンクまとめて支払い」が利用できます。
サービス開始当初は利用できませんでしたが、現在では対応していますよ。
格安SIMだとキャリア決済に対応していない事業者がほとんどなので、嬉しいポイントですね!
LINEMOへの乗り換え前に注意したい事
LINEMOへの乗り換え前には、次の点について注意が必要です。
- お手持ちのスマホがLINEMOで使えるスマホ⇒SIMロック解除が必要
- お手持ちのスマホがLINEMOで使えないスマホ⇒SIMフリー端末の購入やデータの移行が必要
- キャリアメールが使えなくなる
- サポートがオンラインだけになる
お手持ちのスマホがLINEMOで使えるスマホ⇒SIMロック解除が必要
まずは、お手持ちのスマホがLINEMOで使えるスマホなのか?をチェックしましょう。
LINEMOの「動作確認端末ページ」から確認が出来ます。
ドコモ、au、ソフトバンクのSIMロック解除手続き
ドコモとauで購入したスマホはLINEMOへの乗り換え前にSIMロック解除が必要になります。
SIMロック解除の手続き「NTTドコモ」
SIMロック解除の手続き方法 | SIMロック解除の料金(税込) |
---|---|
ドコモオンライン手続き | 無料 |
電話「151」 ※ドコモ携帯電話専用 ※受付時間:9時から20時 |
3,300円 |
電話「0120-800-000」 ※一般電話 ※受付時間:9時から20時 |
3,300円 |
ドコモショップ ※受付時間:ショップごとに異なる |
3,300円 |
SIMロック解除の手続き「au」
SIMロック解除の手続き方法 | SIMロック解除の料金(税込) |
---|---|
My au ※受付時間:9時から21時30分 |
無料 |
auショップ/au Style ※受付時間:ショップごとに異なる ※本人確認書類が必要 |
3,300円 |
SIMロック解除の手続き「ソフトバンク」
SIMロック解除の手続き方法 | SIMロック解除の料金(税込) |
---|---|
My SoftBank ※受付時間:9時から21時 |
無料 |
お手持ちのスマホがLINEMOで使えないスマホ⇒SIMフリー端末の購入やデータの移行
お手持ちのスマホがLINEMOの動作確認端末に含まれていない場合には、新たにSIMフリーのスマホなどの購入が必要になる場合があります。
動作確認はあくまでもLINEMO側が正式に確認を行った端末の情報が記載されているだけとなりますので、実際は動作確認一覧に含まれていなくても利用できる場合がほとんどです。
動作確認に無い端末を利用している場合は端末が対応している「バンド(周波数帯)」を調べてみましょう。
ソフトバンクの対応バンド(4G LTE)は「1/3/8/11/28/41/42」となっておりますので、端末の対応バンドと一致すればきちんと利用が可能です。
LINEMOではスマホの販売をしていないので注意
LINEMOではスマホの販売を行っていません。
そのためLINEMOで使用するスマホは、ユーザー自身で用意する必要があります。
スマホはメーカーの直販サイトや家電量販店、中古ショップなどで購入しましょう。
新たにスマホを購入した場合はデータの移行を
新たなスマホを購入した場合は元のスマホからデータの移行が必要です。
iPhoneのデータ移行
- 元のスマホのデータをiCloudにバックアップ
- iCloudにバックアップしたデータを新たなスマホに復元する
- データ移行の完了
Androidのデータ移行
- 元のスマホのデータをSDカードにバックアップ
- バックアップデータが含まれるSDカードを新たなスマホに挿入
- SDカードのデータをスマホ内のフォルダに移し替える
- データ移行の完了
キャリアメールが使えなくなる
auやドコモからLINEMOに乗り換えた際には、キャリアメールが使えなくなります。
(ただし、「キャリアメール持ち運びサービス」を使えば、キャリアメールを使用可能)
キャリアメールとは、「@docomo.ne.jp」や「@au.com」などのドメイン名のメールアドレスです。
キャリアメールの代わりにGmailなどのフリーアドレスを取得することによって、引続きメールのやり取りをすることが可能ですので、あらかじめLINEやSNSのメッセージなどでメールアドレスを伝えておきましょう。
サポートがオンラインだけになる
LINEMOはオンライン専用のプランです。
auショップやドコモショップのような街中の店舗は存在しません。
LINEMOに新規申し込みをしたりプラン変更をしたりする場合は、LINEMOの公式サイトでユーザー自ら申し込みをする必要があります。
端末の初期設定などもユーザーが行わなければならないので、電子機器の操作が苦手な方は苦労してしまうかもしれません。
LINEMOに乗り換えるタイミングは月末付近がおすすめ
ドコモやau・ソフトバンクからLINEMOに乗り換える場合、月末付近にLINEMOを開通させましょう。大手キャリアの解約月料金はほとんどが月割り(ソフトバンクのみ月途中締めの可能性あり)です。月初に解約しても1ヶ月分の料金が発生し、LINEMOは加入月が日割りですよ。
また、スマホの乗り換えをする際、従来では解約時期や乗り換えのタイミングをしっかり確認する必要がありました。
しかし、LINEMOに限っては「可能な限り早く乗り換える」という点を意識するべきです。
なぜなら、LINEMOの「3GB 990円/20GB 2,728円」という料金はそれぞれのデータ帯において大手キャリアの半額以下で使えるケースがほとんど。
解約金が無くなるタイミングまで待つという考え方が今までは一般的でしたが解約金以上に月額料金メリットが大きいため早く乗り換えた方がトータルの支払い料金が抑えられますよ!
【重要】LINEMOへの乗り換え手順はキャリアによって異なる
LINEMOへ乗り換え手順は、現在お使いのキャリアによって異なります。
- ソフトバンク/Yモバイルからの乗り換え
- 上記以外のキャリアからの乗り換え
それぞれの場合におけるLINEMOへの乗り換え手順は、次のとおりです。
〈1〉ソフトバンク/Yモバイルからの乗り換え
ソフトバンク/YモバイルからLINEMOへの乗り換え手順は、次のとおりです。
2 電話番号引き継ぎを選択
5 支払い方法を入力
6 注意事項を確認
7 申し込み完了
〈2〉ソフトバンク/Yモバイル以外のキャリアからの乗り換え
一方、ソフトバンク/Yモバイル以外からLINEMOへの乗り換え手順は、次のとおりです。
3 電話番号引き継ぎを選択
6 契約者情報を入力
7 支払い方法を入力
8 本人確認書類をアップロード
9 注意事項を確認
10 申し込み完了
※ 機種によっては、SIMロック解除が必要な場合あり
auからLINEMOに乗り換える場合の手順
ではここからは、各キャリアからLINEMOに乗り換える手順について解説していきます。
まず、auからLINEMOに乗り換える際の手順は以下のとおりです。
- お手持ちのスマホがLINEMOで使えるかチェック!
- スマホのSIMロック解除を行う
- SIMカードまたはeSIMのいずれかを選ぶ
- LINEMOでauと同じ電話番号を使いたい場合⇒MNP転入手続き
- 本人確認書類を用意する
- LINEMOへの申し込み手続き
- LINEMOの審査通過
- LINEMOへの回線切替
- LINEMOのSIMカードをスマホに挿入する
- スマホの初期設定
- LINEMOの利用開始!
LINEMOでauと同じ電話番号を使いたい場合⇒MNP転入手続き
LINEMOにてauで使っていた電話番号をそのまま使いたい場合には、MNP転入手続きが必要です。
MNP転入手続きを行うために、auよりMNP予約番号を取得します。
auでのMNP予約番号の取得の流れは以下のとおり。
My au
- トップページ
- 「スマートフォン・携帯電話」
- ご契約内容
- 手続き お問い合わせ
- お手続き
- MNPご予約
My auの受付時間は24時間です。
Ezweb
- EzwebTop
- auお客様サポート
- 申し込む/変更する
- au携帯電話番号ポータビリティ(MNP)
Ezwebの受付時間も24時間です。
電話
0077-75470(通話料無料)
(携帯電話/一般電話)
※受付時間9時から20時
本人確認書類を用意する
LINEMOにて音声通話を利用する方は、本人確認書類の提出が義務付けられています。
LINEMOで有効な本人確認書類は次のとおり。
- 運転免許証
- パスポート
- マイナンバーカード
- 身体障害者手帳
- 療育手帳
- 精神障がい者手帳
- 在留カード
- 特別永住者証明書
補助書類が必要な本人確認書類
- 住民基本台帳カード
- 健康保険証
LINEMOで補助書類として認められるのは次の書類です。
- 公共料金の領収書(電気、ガス、水道など)
- 住民票記載事項証明書(原本)
LINEMOへ申し込みをし審査通過
LINEMOに申し込んで審査が通過した方には、「商品発送のお知らせ」のメールが送付されます。
SIMカードが登録した住所宛に届く
LINEMOの審査通過後に、SIMカードが申し込み手続きにて入力した、自宅などの住所宛に届きます。
LINEMOへの回線切替
auからMNP転入した方は、LINEMOへの回線切替を行います。
LINEMO「回線切替窓口」
0800-919-3448
(フリーダイヤル/通話料無料)
受付時間:10時から19時
LINEMOのSIMカードをスマホに挿入する
LINEMOから送られきたSIMカードをお手持ちのスマホに挿入します。
- スマホの電源をOFFにする
- 挿入されていたSIMカードを抜き取る
- LINEMOのSIMカードと入れ替える
- スマホの電源をONにする
- SIMカードの入れ替えが完了!
スマホの初期設定
LINEMOのSIMカードが無事お手持ちのスマホに挿入されたら、次は初期設定へと進みます。
iPhoneの初期設定
- iPhoneをWi-Fiに接続します
- 「ホーム画面」⇒「設定」の順番にタップ
- 「一般」⇒「情報」の順番にタップ
- 「キャリア設定アップデート」画面より「アップデート」を選んでタップ
- アンテナピクトの隣に「LINEMO」が表示されたら設定完了です
Androidスマートフォンの初期設定
- 「ホーム画面」⇒「設定」の順番にタップ
- 「ネットワークとインターネット」をタップ
- 「モバイルネットワーク」を選んでタップ
- 「アクセスポイント」をタップ
- APN画面のメニューから「新しいAPN」を選んでタップ
- 名前に「LINEMO」、APNに「plus.acs.jp」を入力する
- ユーザー名とパスワードに「lm」を入力
- APN画面のメニューから「保存」を選んでタップ
- APN画面より「LINEMO」を選んでタップ
- 初期設定の完了です
LINEMOの利用開始!
初期設定が完了しましたら、いよいよLINEMOの利用開始です。
auからLINEMOへの乗り換えの手順をまとめてみました。
- お手持ちのスマホがLINEMOで使えるかチェック!
- スマホのSIMロック解除を行う
- SIMカードまたはeSIMのいずれかを選ぶ
- LINEMOでauと同じ電話番号を使いたい場合⇒MNP転入手続き
- 本人確認書類を用意する
- LINEMOへの申し込み手続き
- LINEMOの審査通過
- LINEMOへの回線切替
- LINEMOのSIMカードをスマホに挿入する
- スマホの初期設定
- LINEMOの利用開始!
ドコモからLINEMOに乗り換える場合の手順
ドコモからLINEMOに乗り換える際の手順も、auからの乗り換えとほぼ一緒です。
MNP予約番号の取得の受付先(ドコモ)だけが異なります。
- お手持ちのスマホがLINEMOで使えるかチェック!
- スマホのSIMロック解除を行う
- SIMカードまたはeSIMのいずれかを選ぶ
- LINEMOでドコモと同じ電話番号を使いたい場合⇒MNP転入手続き
- 本人確認書類を用意する
- LINEMOへの申し込み手続き
- LINEMOの審査通過
- LINEMOへの回線切替
- LINEMOのSIMカードをスマホに挿入する
- スマホの初期設定
- LINEMOの利用開始!
NTTドコモのMNP予約番号取得の流れ
My Docomo
- My Docomoにログイン
- 契約内容・手続き
- よく利用される項目
- ドコモオンライン手続き
My DocomoのMNP予約番号の受付時間は、9時から21時30分です。
電話
- ドコモの携帯電話:151(通話料無料)
- 一般電話:0120-800-000(フリーダイヤル/通話料無料)
電話でのMNP予約番号の受付時間は、9時から20時です。
ソフトバンクからLINEMOに乗り換えるのもおすすめ
ソフトバンクユーザーの方にもLINEMOはおすすめです。
月額料金が安くなるのはもちろん、LINEでのデータ容量消費無しなど、ソフトバンクにはない魅力がたくさんあります。
LINEMOでは最大10,000円相当のPayPayポイントがもらえる「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」が開催中!
LINEMOでは現在「PayPayポイントあげちゃうキャンペーン」も終了日未定で開催中です。
ソフトバンクやYモバイル、LINEモバイルを除く他社からの乗り換えを条件にスマホプラン契約で10,000円分、回線の新規契約でもスマホプランを選べば3,000円分のPayPayポイントがもらえます。
ミニプランは対象外、スマホプランを選んでも開通月から4ヶ月後までにプラン変更をすると対象外となることにご注意ください。
特典は開通月の5ヶ月後に、メールアドレスでPayPayギフトカードとして送られてきますよ。
まとめ:LINEMOは今すぐ乗り換えるのがお得!
以上、auやドコモからの、LINEMOへの乗り換え方法について紹介させていただきました。
ポイント
- LINEMOへの乗り換え前にはお手持ちのスマホが使えることをチェック!
- auやドコモで購入したスマホはSIMロック解除が必要
- キャリアメールは使えなくなるので注意
- LINEMOでauやドコモと同じ電話番号を使いたい方は、MNP転入手続きが必要
auやドコモから、LINEMOに乗り換えることを検討している方の参考になれば幸いです。