auのスマホを使っていて「毎月のスマホ代をもっと節約できたらなぁ…」思っている人は多いかと思います。
そんな人にオススメしたいのが、格安SIMの中でも月額料金が安く、通信品質が安定している「UQモバイル」への乗り換えです。
なんと、auからUQモバイルに乗り換えるだけで、最大5,600円も安くなります。
また、UQモバイルはauのサブブランドのため、使用回線・通信エリア・各種サービスで共通点が多くあります。 そのため、速度や通信品質も保ったまま使用できます。
とはいえ、乗り換えの手続きは手間がかかるから面倒だと思っていませんか?
結論から言うと、auからUQモバイルへの乗り換えは簡単です。
乗り換え手順はたったの6ステップだからです。
乗り換え手続き自体は30分程度で完了するほど簡単です。
また、auからUQモバイルへの乗り換えを迷っている方のために、この記事では以下のことも紹介しています。
auの携帯料金を安くしたい人には、UQモバイルは本当におすすめです。
この記事を読んで、スムーズにUQモバイルに乗り換える方法を確認しましょう!
auユーザー歴が長いと、UQモバイルへの乗り換えに若干不安もあるかと思いますが、当記事では、auからUQモバイルにMNPで乗り換える際の手順やメリット、後悔をしないための注意点等をお伝えしていきます。
特に、いま使っているiPhone・電話番号・メールアドレスがUQモバイルでも使えるか気になる方・乗り換えで後悔したくない方は、ぜひ記事を参考にしてくださいね。
auからUQモバイルへの乗り換え手順
それでは、auからUQモバイルへの乗り換え手順を確認していきましょう。
auからUQモバイルへの乗り換えは、以下の6つのステップで完了します。
auからUQモバイルに乗り換える手順
- 自分のスマホがUQモバイルで動作確認済みか確認する
- My auからSIMロックを解除する
- UQモバイルへ乗り換えの申込をする(MNP予約番号は不要)
- auのSIMカードからUQモバイルのSIMに差し替える
- 回線の切り替え手続きをする
- UQモバイルの初期設定(APN設定)とデータ移行をする
乗り換える際の詳しい手続きを、ひとつずつ解説していきます。
1. 自分のスマホがUQモバイルで動作確認済みかを確認する
UQモバイルとauは同じ回線を使っているので、基本的にはauで使っていた機種はそのままUQモバイルでも使うことができます。
新しい端末が欲しい人はUQモバイルでSIMカードと一緒にセット購入することも可能です。
ですが、auからの機種をそのまま使う場合は、端末によっては一部の機能が使えないなどの問題が生じる場合もあります。
まずはUQモバイルの動作確認済み端末一覧から、お使いのスマホが使えるかどうかチェックしましょう。
動作確認とはスマホ機器が期待通りに機能するかどうか確かめることです。
格安SIMの各会社で実際に利用環境を試した上で問題ないと判定したものが動作確認済みの端末として記載されます。
動作確認がされてないとせっかく端末を変えても正しく動かない可能性があるのでスマホを購入する前に必ず確認しておきましょう。
2. My auから端末のSIMロックを解除する
先述したように、auで購入したiPhoneやAndroidはUQモバイルでそのまま使うことができます。
以下は、auからUQモバイルに乗り換える際、SIMロック解除不要なためそのまま使えるスマホです。
au⇒UQモバイル SIMロック不要のスマホ
- iPhone 8
- iPhone 8 Plus
- iPhone X
- iPhone X Plus
- iPhone XR
- iPhone 11
- iPhone 11 Pro
- iPhone 12
- iPhone 12 mini
- iPhone 13 Pro
- iPhone 13 Pro MAX
- iPhone 13
- iPhone 13mini
- iPhone SE(第二世代)・(第三世代)
- iPhone 14
- iPhone 14 Plus
- Phone 14 Pro
- iPhone 14 Pro MAX
- ほとんどのAndroid端末
一方で、以下はSIMロック解除が必要なスマホです。
au⇒UQモバイル SIMロック解除が必要なスマホ
- iPhone 6s
- iPhone 6s Plus
- iPhone 7
- iPhone 7 Plus
- iPhone SE(第一世代)
- 一部のAndroid端末
ご覧のように、Android端末は殆どの場合SIMロック解除不要で利用できます。
しかし、一部のスマホはSIMロック解除をしないとUQモバイルで利用できません。
そのため、自分のスマホがUQモバイル対応機種かを事前に「UQモバイル動作端末一覧」で確認しておきましょう。
もし、SIMロック解除が必要な機種だった場合、次項のSIMロック解除方法をご覧ください。
auのiPhone/AndroidスマホのSIMロック解除方法
auのiPhoneやAndroidは、auの店舗に持ち込めば3,300円でSIMロック解除をしてもらうことができます。
ですが、自分でSIMロック解除をすれば0円で済みます。
その手順を下記にてご紹介します。
SIMロックを解除するための2つの方法
- 3,300円必要:最寄りのauショップでSIMロック解除をする
- 無料:「My au」にログインしてSIMロック解除をする
au端末のSIMロック解除をするための手順
- 準備:「IMEI(端末の製造番号)」を確認してメモをとる
- 「My au」にログインする
- 「SIMロック解除のお手続きについて」>「SIMロック解除可否の確認」を選択
- IMEI番号を入力
- ご利用になるau電話番号/IDを選択
- 「この内容で申し込む」を選択にて完了
この手順通りに進めていけば、誰でも簡単にau端末のSIMロック解除をすることができます。
準備のIMEIについては、以下の3通りの確認方法があります。
IMEIの確認方法
- 共通:スマホの電話アプリで「*#06#」と押す
- iPhone:設定アプリ→一般→情報→IMEI
- Android:設定アプリ→端末情報→機器の状態→IMEI番号→IMEI
IMEIとは「端末の製造番号」のことで、SIMロックを解除する際に確認する必要がある番号です。
上記の方法のいずれかでIMEIを確認し、メモを取ってからSIMロック解除の手続きを進めるようにしてください。
SIMロックの解除を自分で行う方・SIMロックについてもっと詳しく確認したい方は、以下の記事も参考にしてください。
3. UQモバイルに乗り換えの申し込みをする(MNP予約番号は不要)
auからUQモバイルの乗り換えでは、MNP予約番号の取得は必要ありません。
2021年9月から、auからUQに乗り換える方法が簡略化されたからです。
そのためauへの連絡・手続きはせず、いきなりUQモバイルに申し込んでしまってOKです!
UQモバイルへの乗り換えの申し込みは、UQモバイルの店舗よりもオンラインショップがおすすめです。
UQモバイルではオンラインショップ限定で最大13,000円のキャッシュバックや、2万円以上もの端末割引をおこなっているからです。
まずは、UQモバイルオンラインショップにアクセスしてください。
これまでauで使っていたau IDでUQモバイルオンラインショップにログインすると、ご本人情報や支払先口座はそのままUQモバイルに登録されるので、追加の情報登録は必要ありません。
基本的に画面の指示に従って契約プランを選択し、個人情報・請求先登録へ操作をしていけば簡単に申し込み手続きができます。
auからの乗り換えの場合は、「au/povo1.0から乗り換え」にチェックを入れてください。
「au/povo1.0から乗り換え」をチェックすれば、MNP予約番号なしでも電話番号を引継いでUQモバイルに乗り換えられます。
申し込み手続きは5~10分程度ですぐに終わるので、サクッと申し込み手続きを終わらせてしまいましょう。
4. auのSIMカードからUQモバイルのSIMに差し替える
UQモバイルのオンラインショップから申し込むと、早ければ2~3日で「My au」に登録していた自宅住所にSIMカードが届きます。
SIMカードが届いた人はスマホに入れ替えましょう。
SIMカードの入れ替え方
- スマホからすでに入っているSIMカードを取り出す
iPhoneやAndroidのSIMカード挿入口はそれぞれ本体左側の音量調整ボタンの下や端末の裏ぶた内の電池パックにある。
クリップやSIM取り出しツールの先端を挿入口の穴に差し込んで取り出す。 - 新しく届いたワイモバイルのSIMカードを接点部に沿って切り離す
- 切り離した新しいSIMカードをスマホのトレイに乗せる
- SIMカードをスマホへ挿入する
SIMカードを挿し替えたらスマホの本体設定を行います。
SIMカードの挿し方のくわしい手順と注意点は下記のページをご覧ください。
5. 回線の切り替え手続きをする
UQモバイルのSIMカードに差し替えたらMNP開通手続きを行いましょう。
開通手続きとは、今使っているキャリアを解約して新たに申し込んだ格安SIMを使えるようにする手続きのことです。
UQモバイル回線への切り替え手順は、以下の通りです。
UQモバイルの回線切り替え手続き
- 「My UQ mobile」にアクセスする
- IDとパスワードを入力して「ログイン」を押す
- 「お申し込み状況一覧」を押す
- 「回線切り替え」を押す
- 「実行」を押す
- 切り替え完了を確認してから30分ほどで利用可能
上記の手続きで万が一「回線切替エラー」が表示された場合は、「UQお客さまセンター(0120-929-818)」へ問い合わせをしてください。
この手続きを行うと、これまで利用していたauのSIMカードが解約となり使えなくなり、新しく契約したUQモバイルのSIMカードで電波を掴めるようになります。
なお、UQモバイルのSIMカード出荷から7日経過すると自動的に回線切り替えが完了して料金が発生するようになります。
SIMの差し替えについて不安な人は、以下の記事で画像や動画を交えくわしく解説していますので確認してみてください。
6. UQモバイルの初期設定(APN設定)とデータ移行をする
回線切り替え手続きが終わったら、最後に「初期設定(APN設定)」を行います。
APN(アクセスポイントネーム)とは、インターネットに接続するための情報で、接続先やユーザー名、パスワードなどが含まれます。
iPhoneの場合はプロファイルのインストール、Androidの場合は簡単な情報を手入力するだけなので簡単に設定が終わります。
UQモバイル ネットワーク(APN)設定
- iOS・・・プロファイルをインストールする
⇒UQモバイル「iOSの設定方法」からバージョンのプロファイルをインストール - Android・・・設定>WiFiオフにする>その他>モバイルネットワーク>高度な設定>
端末ごとに必要な設定項目や名称が違います。詳しくは、UQモバイル「動作確認端末一覧」の各端末の「APN設定手順書」をご確認ください。
初期設定が終われば、次はデータ移行です。
auからUQモバイルに乗り換える際、新しい端末に機種変更する方は、必要に応じてバックアップしていたデータの移行をしておきましょう。
移行できるデータは以下の通りです。
- 電話帳
- 写真、動画
- アプリ(LINE、おサイフケータイ)
電話帳・写真・動画のデータ移行は、以下の3通りあります。
- クラウド経由でのデータ移行
iPhoneはiCloud、AndroidはGoogle ドライブを利用して移行できます。
キャリアが独自に提供しているアプリ等も利用可能です。 - SDカードでのデータ移行
Androidスマホ同士の乗り換え時のみ可能です。
古いスマホのデータをSDカードに保存し、新しいスマホにSDカードを入れてデータを移行します。 - パソコンでのデータ移行
iPhoneは「iTunes」、Androidは標準のファイル管理を利用して移行できます。
古いスマホをパソコンに接続してデータを保存した後、新しいスマホを接続してデータを移行します。
また、Facebook・Twitter・Instagram・TikTokなどのSNSは、アカウントにログインできればデータを移行する必要はありません。
新しいスマホにアプリをインストールしたら、アカウントにそのままログインしてください。
なお、現在の機種をそのまま使う場合、端末内のデータもそのまま使えるのでデータ移行は不要です。
auからUQモバイルに乗り換える4つのデメリット
ここまで、auからUQモバイルに乗り換える際の手順をお伝えいたしました。
ここからは、auからUQモバイルに乗り換えるデメリットを解説いたします。
長年auを使っている方は、UQモバイルへ乗り換えて後悔しないよう、事前に注意点を知っておきたいですよね。
auからUQモバイルに乗り換える際に考えられるデメリットや注意点は、以下の4つです。
auからUQモバイルに乗り換える4つのデメリット
- auのメールアドレスを継続利用するには月330円かかる
- auスマートバリューの適用はなくなる
- auからUQへのMNP乗り換えはキャッシュバックがない
- auのアップグレードプログラムは適用されない
ご覧のように、これまで受けていたauのサービスが適用されないなど、気になることも含まれています。
詳しく確認していきましょう。
auのメールアドレスを継続利用するには月330円かかる
auからUQモバイルに乗り換えてからも、auのメールアドレス(@au.com/@ezweb.ne.jp)を使い続けるには月額330円のオプション料金が必要です。
「auメール持ち運び」というオプションへの加入が必要だからです。
オプションに加入しないとauからUQモバイルに乗り換えたタイミングauのメールアドレスが利用できなくなります。
オプションに加入さえすれば、auのメールアドレスは使い続けることができます。
ですが、月額330円・年額3,960円をメールアドレスに払い続けるのは割高です。
乗り換える前にGmailやYahoo!メ-ルのアカウントを作成しておきましょう。
また、過去の送受信メールも消えてしまうので、残しておきたいメール内容はPC等に保存しておくことをおすすめします。
これまでauのメールアドレスで登録していたサービスがあれば、登録情報を変更するなどして対応しましょう。
フリーメールアドレスに抵抗がある人はUQモバイルが提供する月額220円のメールサービス(@uqmobile.jp)も検討してみてください。
auスマートバリューの適用はなくなる
UQモバイルはauスマートバリューの適用対象外です。
そのためauひかりとauの携帯とのセット契約で最大1,100円の割引は、UQモバイルに乗り換えると適用されなくなります。
「UQ自宅セット割」とは、auひかりやWiMAX・auでんきなどの対象サービスとセットで契約するとUQモバイルのスマホ代が割引になるサービスです。
UQモバイル「自宅セット割」の割引額
- プランS・M…月々638円割引
- プランL…月々858円割引
auスマートバリューの最大1,100円に比べると割引額は小さいですが、UQモバイルは元々の料金プランがauよりも大幅に安いので、それでもUQモバイルのほうがお得なのに変わりはありません。
これまでauスマートバリューに申し込んでいた人は、UQモバイルでも自宅セット割に申し込みましょう。
au・povoからUQへのMNP乗り換えはキャッシュバックがない
UQモバイルでは、Web申込限定で以下のキャッシュバックキャンペーンを行っています。
- 新規・SIMカードのみ契約:3,000円相当
- のりかえ(MNP)・SIMカードのみ契約:6,000円相当
- のりかえ(MNP)・SIMカードのみ契約+増量オプションⅡに加入:10,000円相当
- eSIMを契約する場合:上記のキャンペーンに加えて、さらにキャッシュバック+3,000円
- オンラインショップ限定で対象機種を購入と同時にくりこしプラン +5Gと増量オプションIIへのご加入すると、機種代が最大22,000円割引
- 対象スマホ購入かつ新規契約&増量オプションⅡへの申し込みで5,000円相当のau PAY還元
他社からのMNP乗り換えで、au Pay残高による最大13,000円相当のキャッシュバックを実施しています。
しかし、auからUQモバイルに乗り換える際、残念ながらキャッシュバックキャンペーンは適用されません。
auまたはpovoからのMNPは特典の対象外となっているからです。
ただし、乗り換えにあたって契約解除料・MNP転出手数料・契約事務手数料等、約17,000円ほどの手数料が無料になるため、キャッシュバック以上のお得感は十分にあると言えます。
もし、電話番号を変更してもいい場合やどうしてもキャンペーンを活用したい場合は、auを解約して新規でUQモバイルに申し込む方法もありますが、あまりおすすめは致しません。
auのアップグレードプログラムは適用されない
UQモバイルに乗り換えると、auのアップグレードプログラム自動的に失効します。
「アップグレードプログラム」とは?
アップグレードプログラムとは、スマホの機種代を分割で支払う際に条件を満たせば分割払いが免除されるサービスを指します。
たとえばauのアップグレードプログラムである「スマホトクするプログラム」の場合、スマホ購入から13~25ヶ月後にスマホをauに返却すれば、以降の機種代の支払いは無料になります。
iPhoneなどの端末の販売価格はauやAppleストアに比べて割高です。
ですが、このアップグレードプログラムを使うことで、スマホを安く購入することができていました。
現在、auでアップグレードプログラムに加入している人は、アップグレードプログラムを利用して先にauで機種変更をしてからUQモバイルに申し込むのがおすすめです。
UQではLINEのID検索ができなくなるのは解消済み
以前までUQモバイルに乗り換えるとLINEのID検索ができなくなるという問題がありました。
UQモバイルではLINEの年齢認証ができなかったからです。
これは他の格安SIMでも同様です。
しかし、現在UQモバイルで販売されている「くりこしプラン+5G」ではLINEの年齢認証ができるようになりました!
くりこしプラン+5G以前のプランでは、引き続きLINEのID検索はできません。
格安SIMでLINEのID検索機能を使えるようにする裏技
上述したように、基本的に格安SIMではLINEのID検索機能を使うことはできません。
ですが、auからUQモバイルへの乗り換えならID検索機能を使えるようにする裏技が2つあります。
格安SIMでLINEのID検索機能を使えるようにする裏技
- auからUQモバイルに乗り換える場合:auから乗り換える前に年齢認証を済ませておく
- UQモバイルで端末も同時に購入する場合:UQモバイルの開通手続き前にauのSIMカードを挿してLINEの年齢認証を済ませる
LINEアプリは、一度「年齢認証」を済ませてしまえば、格安SIMに乗り換えたとしても再び「年齢認証」をする必要はありません。
そのため、auを解約する前にLINEアプリの年齢認証を済ませてしまえば、格安SIMであるUQモバイルに乗り換えた後でも全く問題なくLINEのID検索機能を使うことができます。
UQモバイルの新規契約や、auからUQモバイルへの乗り換えでも開通手続きを済ませてしまった場合は、年齢認証をすり抜ける裏技はないのでご注意ください。
auからUQモバイルに乗り換える8つのメリット
ここまで、auからUQモバイルに乗り換えるデメリットを3つ紹介しました。
デメリットは3つでしたがauからUQモバイルに乗り換えるメリットは8つもあるので、乗り換えを希望している方は検討しやすいと思います。
auより月額料金が最大5,610円安くなる
毎月のギガ使用量が25GB未満の方は、auよりもUQモバイルに乗り換えた方がお得です。
auからUQモバイルに乗り換えると、月額料金が最大5,610円も安くなるからです。
たとえば、auの料金プランとUQモバイルの料金プランを比較してみましょう。
プラン名 | データ量 | 月額料金 | |
---|---|---|---|
UQモバイル | くりこしプランS+5G | 3GB | 1,628円 |
くりこしプランM+5G | 15GB | 2,728円 | |
くりこしプランL+5G | 25GB | 3,828円 | |
au | ピタットプラン5G | ~1GB | 3,465円 |
1GB超~4GB | 5,115円 | ||
4GB超~7GB | 6,765円 | ||
使い放題MAX 4G・5G | 無制限 | 7,238円 |
ご覧頂くと分かりますが、auの料金プランは最安でもピタットプランの3,465円からとなっています。
しかも、7GB使用したとしても6,765円となるため、この時点でUQモバイルのくりこしプランMを契約した方がお得なことがわかります。
とくにスマホユーザーに最も多い3GBプランだと、UQモバイルの月額料金はauのデータ無制限プランに比べて5,610円も安いです。
1年間に換算するとおよそ67,000円も節約できます。
ただし、2021年4月1日より、UQモバイルのデータ無制限プランは受付停止により申し込めなくなったため、25GB以上のギガを使うことはできません。
月の使用データ容量が25GB未満の方はUQモバイル、25GBを超える方は乗り換えずにauの使い放題プランを利用した方がよいでしょう。
ご自身のスマホデータ容量使用度を知りたい方は「My au」にログインし、データ利用量をタップすると確認できます。
ちなみに、auでは2021年3月に20GB・2,728円のpovoプランを発売しました。
月に使用するデータ容量が15GB以上20GB未満の方は、UQモバイルよりもpovoプランの方がお得です。
auからMNP予約番号を取得する必要がない
一般的なスマホの乗り換えでは、電話番号を引き継いで他社に乗り換える際には「MNP予約番号」の取得が必要です。
「MNP予約番号」とは?
電話番号はそのまま引き継いで他社のスマホ会社に乗り換える、「ナンバーポータビリティ」という制度を使う際に取得する10桁の番号です。
取得方法はスマホ会社によって異なりますが、電話・店舗での取得が一般的です。
また15日の有効期限が設けられており、期限を過ぎるとまた取得からやり直さなければなりません。
ですが、auからUQモバイルへの乗り換えならば、MNP予約番号の取得は必要ありません。
2021年9月から、乗り換え方法が変更になったからです。
会社によっては、MNP予約番号の取得のための電話窓口が繋がりにくかったり、電話で強く引き止められたりすることもあるそうです。
スマホの乗り換えで一番面倒といっても過言ではない、MNP予約番号取得が不要になったことで、auからUQモバイルの乗り換えはよりかんたんになりました。
auで使っていたスマホがUQでもそのまま使える
UQモバイルは、au 4G LTEの提供エリアで使うことができます。
つまり、auと同じ回線を利用していることから、いままでauで使っていた端末をそのまま継続して使うことができます。
お気に入りの端末や使い慣れた端末など、理由は様々だと思いますがいままで使っていたスマホをそのまま使えるのは嬉しいですよね。
特に、auで購入したiPhoneであれば、ほぼすべてのシリーズのiPhoneがSIMロック解除不要で使えます。
Android端末に関しても、2015年以降に発売された端末であればSIMロック解除ができるので、UQモバイルでも問題なく使うことができます。
ただし、必ず「動作確認済み端末一覧」で確認してから申し込むようにしましょう。
auの解約違約金や手数料が無料
auとUQモバイルは同じKDDIグループなので、乗り換えに必要な手数料(解約金・MNP転出手数料・契約事務手数料)はすべて無料です。
auへ解約時に支払う手数料が0円で乗り換えができるのも、auからUQモバイルに乗り換えるメリットの一つです。
2021年2月から、auからUQモバイルへ乗り換える際、契約解除料や手数料が無料になりました。
(※エントリーコードを利用した申し込みは対象外)
廃止になった各種手数料は以下の通りです。
KDDIの廃止対象の手数料項目
- 契約解除料…「2年契約」:10,450円(税込)2年契約N:1,100円(税込)
- MNP転出手数料…3,300円(税込)
- 契約事務手数料(SIMパッケージ)…3,300円(税込)
これらを合計すると、最大17,000円もの金額が免除されることになります。
ただし、一旦は契約解除料・MNP転出手数料の請求が行われますが、UQモバイルの翌月以降の請求から値引きされます。
UQモバイル・auの店舗で契約や相談ができる
店員と相談しながらUQモバイルを契約したい方・オンライン手続きが不安な方はUQモバイルの店舗「UQスポット」で申し込みましょう。
新規(MNP)申込はもちろん、機種変更、修理や機器トラブルの解決など、様々な相談やサポートに応じてくれますよ。
また、2021年3月からはau Style、家電量販店などのUQ取扱店に加えて、一部のauショップでもUQモバイルを取り扱っています。
これにより、UQモバイルの契約や相談窓口がさらに広がったので、より安心して利用ができますね。
以下のリンクより、UQモバイルの取り扱い店舗が探せますよ。
緊急事態宣言によるテナント休業や営業時間の変更もあるため、事前に確認と来店予約をしておくとよいでしょう。
au IDやau PAY・au WALLETポイントを引き継げる
auからUQ モバイルへ乗り換えても、au IDやau PAY・au WALLETポイントを引き継いで利用することができます。
au IDとはau PAYなどauのサービスを利用する際に必要なIDで、auの各種サービスを利用するとWALLETポイントが貯まります。
とくにWALLETポイントは日常の買い物で簡単に貯めることができ、貯めたポイントも「1p→1円」として使うことができお得です。
auのIDを利用して公共料金を払っている方や、貯めたWALLETポイントを利用したい方は以下の方法で引継ぎを行いましょう。
引継ぎ方法
- 「au ID」ログインページでID・パスワードを入力し、ログインを選択します。
- 右上の「MENU」を選択します。
- 「UQ mobile契約をau IDに登録する」を選択します。
- 開いたau ID画面にUQ mobile契約電話番号と暗証番号を入力し、「確認コードを送る」を選択します。
- SMSに受信した確認コードを入力し次へを選択します。
- パスワード欄に任意で8桁以上英数記号のパスワードを入力し、利用規約に同意して新規登録を選択します。
「au IDの新規登録が完了しました。」と表示されたら登録完了です。
またアプリの支払いやネットショッピングでの買い物代金をauの携帯代の引き落としにまとめることができる「auかんたん決済」もUQモバイルでも使えます。
利用料無料で事前申し込みもいらないので、通販などの支払いの際に「auかんたん決済」を選び、これまでと同じのau IDのアカウントに紐づければOKです。
UQモバイルは通信速度が速い
一般的に、格安SIMに乗り換えると通信速度は遅くなるといわれています。
ですが、UQモバイルはキャリアに負けない通信速度が速くて安定している格安SIMです。
下記、実際に速度を調査した結果の数値です。
docomo | au | UQ mobile | 楽天モバイル | NifMo | |
---|---|---|---|---|---|
10:00 | 31.7/26.2 | 8.7/17.5 | 44.9/17.3 | 10.1/7.08 | 18.0/6.64 |
12:00 | 22.6/20.9 | 40.5/8.8 | 67.2/17.8 | 0.35/6.57 | 4.06/16.87 |
16:00 | 21.5/16.4 | 86.1/15.6 | 112/19.9 | 2.94/7.51 | 29.5/14.4 |
18:00 | 28.7/26.2 | 85.6/14.8 | 86.1/19.7 | 0.99/6.96 | 6.45/14.1 |
本家auよりもUQモバイルの方が速度が速いという事に驚きましたが、実際に日を変えて計測しても同じとなりました。
ですが、計測する場所や状況によっても大きく速度は変わってきますので、広い範囲でTwitterでの口コミを確認してみましょう。
格安SIMはキャリア回線を借りているため、多くの方が使用する昼の時間帯は速度が落ちる傾向にあります。
しかし、口コミを確認すると、UQモバイルは昼でも速度は速いとのツイートがありました。
ご覧の通り、UQモバイルにMNP乗り換えをしたことで通信速度に満足している人はたくさんいます。
また、スマートフォンの満足度調査などを行っているJ.Dパワー社が2021年9月に発表した「J.D. パワー 2021年携帯電話サービス顧客満足度調査」において、UQモバイルは「通信品質」「サービスメニュー」、「手続き・サポート」、「提供端末」で第1位を獲得しています。
サポートや月額料金の面も含め、格安SIMの中で通信速度が速くて安定しているからこそ、通信品質以外の分野でも高い満足度となっています。
「月額料金が安くなっても通信速度が不安…」と、auからUQモバイルへMNP乗り換えを躊躇していた人も、この結果なら安心して乗り換えができますね。
⑧iPhoneの全シリーズがテザリング対応
UQモバイルでは、iPhoneの全てのシリーズがテザリングに対応しています。
テザリングとは、iPhoneやAndroidスマホをポケット型WiFi(モバイルルーター)のように使うことができる機能のことです。
このテザリング機能を使えば、外出先でWiFiが使えなかったとしても、スマホを介してパソコンやタブレット、携帯ゲーム機をインターネットに接続することができます。
非常に便利なテザリング機能ですが、格安SIMの中には自キャリア以外で購入した端末でテザリングが使えないように設定しているところがあります(かつてのY!mobileがそうでした)。
そのため、普段からテザリングを多用する人の場合は格安SIMに乗り換える前にテザリング対応の格安SIMかを調べておく必要があるのですが、UQモバイルではすべてのiPhoneシリーズでテザリングを使うことができます。
Androidスマホにおいてもテザリングが使える端末は多いので、自分が使っているAndroidスマホがUQモバイルでテザリングに対応しているかどうかは「動作確認済み端末一覧」で確認してみてください。
まとめ
以上、auからUQモバイルへの乗り換えについて詳しく解説いたしました。
乗り換える手順や方法・メリット・デメリットなどがイメージができるようになったのはないでしょうか。
また、乗り換えても後悔しない格安SIMだということもおわかり頂けたかと思います。
最後にもう一度、auからUQモバイルに乗り換える手続きを確認しましょう。
auからUQモバイルに乗り換える手順
- 自分のスマホがUQモバイルで動作確認済みか確認する
- My auからSIMロックを解除する
- UQモバイルへ乗り換えの申込をする(MNP予約番号は不要)
- auのSIMカードからUQモバイルのSIMに差し替える
- 回線の切り替え手続きをする
- UQモバイルの初期設定(APN設定)とデータ移行をする
乗り換える前の準備が整えば、あとはそんなに難しくありません。
UQモバイルに乗り換えると、デメリットよりもメリットの方が多いので、迷っている方はすぐ申し込むことをおすすめいたします。
UQモバイルのメリットや評判、キャンペーンについて知りたい方は、以下の記事も参考にしてみてください。
UQモバイルの申し込みは、待ち時間無し・配送無料・チャット相談可能・最短翌日発送のオンラインショップをおすすめします!